[7月10日]リサイクルリポート
7月10日はレノファの大勝利!
ホームで最高の試合を観ることができましたね!!
さて、ユニクロ山口店・防府店とレノファ山口が共同で取り組む
ご協力をいただいた皆さま ありがとうございます。
スタジアムでの回収累計枚数は4478着となりました!
皆さまからお預かりした服がどのようにして難民へと届くのか
「お預かりした服のその後」を少し紹介をさせていただこうと思います。
皆さまからお預かりした服はもちろんそのまま難民へと届くわけではありません
お預かりした服は一度、ユニクロの管理する倉庫へと送られます。
そこで第一の工程「仕分け」
「まだ着られる服」と「着られない服」に分けけていきます。
もう着られない服も熱エネルギーとして再生利用されるんです。
服のチカラを最後まで使い切ります。
「まだ着られる服」はさらに細かく分けられます。
大人の服や子供服、上着やズボン、夏服や冬服など18種類に分けられます。
現地の気候はもちろん、文化や宗教まで配慮しているんです。
仕分けをされた服は次の工程へと進みます。
18種類に分けられた服は種類ごとに50kgのかたまりにします。
このかたまりには約300枚もの服が圧縮されているんです!
圧縮するのは一度に多くの服を送るため。一枚でも多くの服を届けるための工夫です。
圧縮をされた服は汚れないようにラップでぐるぐる巻きにされます。
そして、ようやく輸送されていきます。
ただ送るのではなく「UNHCR 国連難民高等弁務官事務所」(難民を支援する国連機関)の
要請に応じ、現地で必要な服を届けます。
届けられた服はUNHCRやNGOの職員の手によって、不平等が無いようリストを基に配られます。
多くの方の手を借りて皆さまからお預かりした服は難民へと届けられます。
見ていただいたように「お預かり」して「届ける」までの間で[洗濯]の工程はありません。
ですので、皆さまにはお洗濯をしてリサイクルに持って来ていただくようお願いをしております。
こうやって多くの方の手を経て難民へと届けられた服
もちろん、多くの方は喜んで着てくれています。
ですが、一部の方は届いた服を「着たくない」と言います。
なぜか?
その人は届いた服を見て
「こんなキレイな服、もったいなくて着れない。これは特別な時に着る服にする」
そう言って今までの服で過ごす難民もいるのです。
そんな思いをすることなく、服を着ることができるよう これからも多くの服を届けたいと思います。
引き続き リサイクルへご協力を宜しくお願いいたします。