今週はハイブリッドダウンのご紹介です。
プロスノーボーダーの平野歩夢選手の競技用ウェアとして開発を進めていたアウターをベースに開発された商品がハイブリッドダウン。
競技中の動作や体の構造をもとに考えられた設計は、日常着としても新しい価値を提供できるものになりました。
軽さ、暖かさ、動きやすさが高いレベルで融合したハイブリッドダウンの魅力をたっぷりお伝えします。

「ハイブリッドダウン」名前の由来

ハイブリッドダウンパーカ

まずはハイブリッドと名付けられた理由からお話したいと思います。
ハイブリッドとは、異なる二種類の物を組み合わせた構造をもつものの総称です。
ハイブリッドと聞くとクルマを思い浮かべる人も多いと思いますが、ハイブリッドカーはエンジンとモーターの力を併せて走るクルマです。
ハイブリッドダウンは、身体の中心部(前身頃と後ろ身頃)や首元には、プレミアムダウンをたっぷり使い、袖や脇には吸湿発熱中綿を使っています。
ダウンと中綿を使った機能的なハイブリッドアウターになっています。

袖と脇にダウンを使わない理由

ハイブリッドダウンパーカ

平野選手の競技用ウェアとして開発をスタートしているので、暖かいだけでなく動きやすさも大切な要素になります。
暖かさを追求するだけなら、腕もダウンを入れた方が簡単に暖かくなるのですが、腕や脇にダウンを詰めてしまうと、モコモコして動きにくくなってしまうのです。
ダウンアウターはキライという方にお話を聞くと多くの方が「モコモコして動きにくいから」と答えるくらいです。
一般の方でも動きにくいと感じるくらいですから、プロ選手が競技で着ることはできません。
暖かさをキープした上で、動きやすさを追求した結果、腕と脇には中綿を使ったほうが良いという結論になりました。
暖かさと動きやすさという面でもハイブリッドということですね。

ハイブリッドダウンは中綿も特殊

レーヨンとポリエステルを混ぜた吸湿発熱機能のある中綿を使っています。レーヨンは身体から出る水蒸気で発熱し、この熱をポリエステルの綿が閉じ込めることで暖かさが持続します。
ポイントは重さの違う2つの素材を均一に混ぜる、難易度の高い特別な技術です。
ヒートテックとは異なりますが、ヒートテックに近い発熱効果を持った中綿が使われています。